4.結末

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4.結末

 低い地響きが唸りをあげはじめる。 「やはりくるか! みんな!」  砂煙を巻き上げ、巨大怪獣となって立ちはだかったイナゴ怪人を前に、私は叫ぶ。 「わかってるわ、さっさと倒しちゃいましょ!」 「相手が悪かったな!」 「僕たちの力、見せつけてやりましょう!」 「いくわよ!」  私の声に応える仲間たちの気持ちに、心が熱くなる。舞台は最高潮。まさしく山場を迎えようとしている。  今日も、必ず地球を守ってみせる。 「いくぞみんな! ブリザーディー……超凍結合体だ!」  コールドシュートを握りしめた右腕を、天に掲げた。  眩い光が溢れ、私の体を包み込んでいく。
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