1.呼ばれて飛び出てみました。

3/4
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
「あんたっ!!私に手を伸べてきた男!!」 「おいおい、わしに向かって男なんて失礼なおなごよのお・・・わしの名は己龍という立派な名があるというのに。」 「きりゅ・・・う?」 「安心せい、わしがついておる。 おぬしはたんまりとこの世界を楽しめばよい。」 「はっ!?」 ごめ、いきなりで頭がおっつかない。 楽しめって・・・。 「おぬしは望んでおっただろう? 夢小説とやらに。」 にやりと笑ったやつは。 「あ・・・悪魔だ・・・本当に異世界にトリップさせるやつがいるかああああああああっ!!!!」 私の声が森中に木霊したのは言うまでもない。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!