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「あんたっ!!私に手を伸べてきた男!!」
「おいおい、わしに向かって男なんて失礼なおなごよのお・・・わしの名は己龍という立派な名があるというのに。」
「きりゅ・・・う?」
「安心せい、わしがついておる。 おぬしはたんまりとこの世界を楽しめばよい。」
「はっ!?」
ごめ、いきなりで頭がおっつかない。
楽しめって・・・。
「おぬしは望んでおっただろう? 夢小説とやらに。」
にやりと笑ったやつは。
「あ・・・悪魔だ・・・本当に異世界にトリップさせるやつがいるかああああああああっ!!!!」
私の声が森中に木霊したのは言うまでもない。
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