2.ご対面はお静かに

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「ううっん・・・。」 チュンチュン・・・朝から気持ち良いほどに小鳥さんたちが喚いてる。 太陽の日差しがまぶしー・・・でも、気持ちよくて目を開けたくない感満載な私は夢心地状態な訳で・・・。 「・・い、おい・・・起きろ!」 なーんて耳元で叫ばれるまではね。 「ん”あ”??」 一気に顔を引きつらせながら目を開けてみれば、そこには見たことのないような蒼い髪をした美形な男性が。 「ノワアアアアアアアアアッツ!??」 「Σなツ!??」 あたりを見渡せば、見たことのない場所だったりするわけで・・・。 脳内が一気にあわただしくなる。 「ななななっ・・・・。」 「急に叫ぶ女子が何処におるッツ!! ったく・・・色気もクソもねーな・・・。」 いやいや、コノ人サラリとイラっと朝から来ること言ったよ?? っつか、アレ?? さりげなくふと思い出す昨日のこと。 自分でも気づかない野望→叶う→超運命的な出会い→無視→怒り→寝る。 「・・・・・・・・・・・Σアアッツ!??」 「ちっ・・・忘れとったのか、たわけが・・・。」 すっかり忘れてた己龍さん。 そっか・・・私トリップしてきちゃったんだった・・・。 しかも、コノ好奇心旺盛な竜神様によ・・・。 「アハハ、グッモーニンw」 「グッモーニンwじゃないわ、もう昼間じゃボケ。」 何気にコイツ神様の癖に口わりー・・・。 「だったら何さ・・・こっちだって疲れてんだからしょうがないじゃんねー・・・。」 「はあ・・・、だらしのない女子は嫁の行き場がないぞ。」 「はッツ!? アンタねえッツ!!」 なんか・・・コイツとは余り仲良くなれない・・・ってか喧嘩相手になるような気がしてきた朝デシタ☆ っつかナンデ清明じゃなくて起こしに来たのがこいつなのよオオオオッツ!! 馬鹿アアアアアアッツ!!
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