あとがき?

2/2
前へ
/81ページ
次へ
 お読みいただき、ありがとうございます。  さて……登場人物が全員、マトモじゃないですね。  K一の書いたモノにおいて、何人目ですかね……「別れるなら殺す」系の受ちゃんは。宣言したり、言わずに殺意を抱いたのも居ましたね。  話として本当は、蒼士が弘崎から瑛を取り戻して、イチャラブして、終わり! ──のはずだったんですが。この蒼士が、思ったより病んじゃいました。そのため、こんな展開です。蒼士がもう少しマトモなら、瑛も「ちょっと激しめの天然ボケ」で済んだでしょうに。性格に、恐ろしいほどの難を抱えてしまいましたね。  破れ鍋に綴じ蓋──二人で、世の中には迷惑をかけずに生きていって欲しいものです。  自ら進んで巻き込まれるマトモじゃない葦原も、そんな心境でしょう。  主人公の瑛は、どちらかといえば感覚で生きています。あんまり深く考えない流されやすいタイプです。  なので、賢明な読者様が疑問に思うようなことにも、気付きません。  そう、これは「side瑛」です。  ということは──あります「side蒼士」が。  次回主人公の蒼士も、前述の通りマトモじゃありません。  期待せず、お待ちいただけると幸いです。  <ホントに了>
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加