呼び出し

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「....っん、あっ、い、いいっ...!」 結局、大地の上で胸をゆさゆさ揺らしながら腰を振る私...。 台本も一応、持っては来たし、せっかくだし、今日買ったおニューの服や下着も付けたのに。 部屋に入るやいなや、 「シャワー浴びて来いよ、MiU」 超高級マンションの一室で、顔どころか服にも下着にも大地は興味は示さず。 もちのろん、台本、合わせてやるだなんて言葉もテキトー過ぎる嘘。 「上、乗って」 マグロかよ。 殆ど大地は動かず、騎乗位で腰振る私を眺めてはたまにスマホを見て、誰かにメッセージ送ったり。 ....集中しろよ。 言いたくもなるけど、ぐっと堪える。 「もっと腰使えよ、MiU」 ....何様なんだよ。 人気あるから、て調子こいちゃって。 元々の性格なんか知らんけど。知ったこっちゃないけど。 ムカつくから腰の動きも激しさを増す。 「あ...っ、あん、あっ...!ヤバい...気持ちい....!」 大地に手を付き、上下前後に激しく腰を揺らすとイラつきを忘れさせる程の快楽に襲われる。 ご満悦な大地の微笑は見ずに、瞼を閉じ、快感だけに浸った。 突然、上下に激しく揺れる胸を鷲掴みされ、乳首を摘まれ、仰け反った。 「....あっ、あん、...イク、イきそう....!」 騎乗位のまま後ろに手を付き、体が痙攣する。 待ったなしで、大地が私を押し倒し、無我夢中で腰を叩きつける。 「あ....ああっ、もう、もうダメ....っ!」 イったばかりで顔が熱いし、息も苦しい。 「....イク!」 ガンッ!と最奥に大地は勝手に出した。 ドクドクと膣に注がれる、嬉しくもない大地の射精と精子。 全て出し終わると、抜き、 「あー、スッキリした」 と、大地は私を放ったらかし、近くの電子タバコを吸い始めた。 「ごめーん、MiUちゃん。明日、撮影、早いんだよね、帰ってくれる?」 私を見て微笑み、大地は言った。
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