不良になれなかった僕

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~第1話誘惑~ 僕は村上義明(むらかみ よしあき)中学二年生だ。 身長は159㎝体重は57㎏血液型はO型部活はサッカー部 ポジションはキーパー みんなからはすこしぽっちゃりしていることから 「よしぶー」と呼ばれている ごく普通の中学二年生だ。 そんなごく普通の生活を送っているある夏のこと。。。 夏休みに入り学校も休みになった。 夏休みに入ると同時に普段真面目に勉強している奴も 急に髪の毛が金色になる。 なぜだろう。。。 そして僕の幼馴染のゆうきもそのうちの一人だ。 田村 友紀(たむら ゆうき)こいつとは 誕生日が近く生まれた病院も同じ0歳のころから一緒にいるもう双子みたいなものだ。 ただ僕と違うといえば、ゆうきは学校でも女子から週に一度は告白されるくらいのイケメンで身長は僕より少し高いくらい、そしてスポーツ万能だ。 ゆうきはなぜだか中2の夏休みに髪の毛を染めていた。 それを見た時僕はびっくりした 「おい!ゆうき!おまえどうしたんだその髪!」 「え?これ?かっこいいだろ」とゆうきは笑いながら言った 「そんな髪の毛にしてお母さんは怒らなかったのか?」 「ん?まだ会ってない。ほらうちのおかんは基本家にいないから」 「あ、、、ごめん」 そうだ、ゆうきの両親は仕事でほとんど家にいないんだ。 父親は海外へ転勤して海外で成功しているし 母親もアートの先生をしているため全国を飛び回っている 「よしぶーも髪の毛染めてみようぜ!何色にする?」 「え、僕はいいよ、、、お母さんに怒られるし」 「いいじゃないか!怒られたらまた黒に染めたらいいんだし!」
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