不良になれなかった僕

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~第2話初めての反抗~ 僕は髪を流し鏡を確認する。 そうすると髪が濡れているせいかあまり変わったような気がしない。 するとゆうきがドライヤーを渡してきた 「ほら乾かしてみろよ!」 「う、うん」 ゆうきはドライヤーを僕に渡して自分の部屋へ戻ってい行った 鏡を見ながらドライヤーで自分の髪を乾かしていると どんどん髪の毛の色が変わっていく。 濡れているときは黒だったのに乾いていくにつれて茶色に変わっていく 髪の毛がすべて乾いたころには僕はまるで別人になっていた。 しばらくの間僕は鏡越しで自分を見つめていた。 自分の変わりように笑顔が隠し切れずずっとにやにやしているのが 気持ち悪いくらいだ。 そして僕はゆうきの部屋へ戻った。 部屋に入るとゆうきが 「お!めっちゃいいじゃん!似合ってる!」 といいてくれた。 僕もゆうきの言葉に照れながら 「そ、そう?ありがとう」 と返事をした。 そして時間も遅くなってきたので僕は家に帰ることにした 家に帰る道中もガラスに反射する自分を見てしまう。 そう、僕は変わった。 今日、この中2の夏に
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