いじめられっ子 小一の 今昔物語

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ずっと考えていた いじめってなんだろう いじめる側といじめられる側 よくどちらが悪いのかという議題で話し合われたりしてるが、そんなのいじめる方が悪いに決まっているといつも小一は思う この決まっているという断定的なのがいけないのかとおもうくらい、この問題は非常にグレーゾーン的な問題で簡単には白黒決着が着けがたい問題だろう   田中 小一は幼稚園の時は特に、からかわれたりいじめられたりすることはなかった。 からかわれ出したのは、小学校にあがって、1ヶ月のころ、ある日クラスのある男の子から 小一だから小一とちょっと歌混じりでからかわれだし、それが段々エスカレートしていった みなで口を合わせ、集団無視したり、ランドセルのなかに給食のパンを粉々にしたものをいれたりされていた   小一はなんとなく、この事は内緒にしてた方がいいだろうと思っていた。親にも担任の先生にも迷惑がかからないようにしないとと、直感的に思っていた  小一に対するいじめは小学校3年頃まで続いた。小二のころは、小二なのに、小一、小三の頃は、小三なのに、小一などと、からかわれ、いじめられた  だが、子供たちもこの文句にあきてきたのか、小一へのいじめは、徐々になくなっていった、、、
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