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「お兄ちゃん、ひとつだけ言っておかないと
いけない事があるの」
「なに?なんの事だ?」
「それはね、お兄ちゃんのボブおじさんの
事なの」
「ボブおじさんのこと?」
「そうなの」
「それがどうした?」
「今までは、僕と合体していない時も
僕がコントロールしていたんだけど、これからは
それが出来なくなってしまったの、
合体している時はコントロールしてあげられるけど
僕が独り立ちしている時はお兄ちゃんのボブおじさんのこと、コントロール出来なくなったの」
「えっ!それ困るかも......」
「僕は、一応お兄ちゃんの妹になっているけど
お兄ちゃんの奥さんでも恋人にもなれるの
だから2人きりの時は僕を好きにしていいからね」
「そんな!蓮香!お前は俺の大事な妹なんだ!
兄としてそんな事出来る訳ない!!」
とか、言ってる間になんだか股間に
懐かしい感覚が............
まずい!これはまずい!!
「蓮香!すぐに合体するぞ服を脱いで」
「どうしたの?急に」
「いいから早く!!」
そう言って俺も服を脱ぎ捨て、真っ裸になった蓮香を
スーツに戻す。ボブおじさんが怒り出す前にスーツを着て『蓮香』と呼びファスナーを閉め蓮香に変身。
蓮香と合体するとボブおじさんも戦意喪失
小さく、小さくなってお休み状態。
「危なかった〜〜!危機一髪だったな」
「変なお兄ちゃん、僕はお兄ちゃんに
抱かれても、大丈夫なんだよ、僕はお兄ちゃんの
ものなんだから」
「それはダメ!妹を.........なんて俺の理性が
許さない、だけど蓮香を見ているとボブおじさんが
反応してしまう、だから当分の間は
俺が仕事から帰って来たらすぐに合体する!
いいね!蓮香!!」
「でもね、お兄ちゃん、今の僕はもうゲームの世界には帰れないの、だからスーツに戻った時は
暗い世界に1人ボッチでいる事になるの、
その時はとても恐くて寂しくて......
今みたいにお兄ちゃんがすぐに合体してくれれば
なんともないけど......僕をひとりぼっちに
させないでねお兄ちゃん」
「えっ!ゲームの世界に帰れない?」
すぐにパソコンのゲームを立ち上げて
見ると、女の子の中に蓮香がいない!蓮香の
写真の所にはclosedと書いてあった。
「あっ!本当だ!!蓮香がいなくなっている」
今まで、みゆかが写っていた所には
他の女の子が出ていた、みゆかの痕跡が
すっかり消えていた。
「ゲームの中の蓮香も時期に痕跡がなくなるわ
わかったでしょ、僕にもみゆかちゃんにも、
もう帰るところはないの
みゆかちゃんは、近藤さんのところ、僕はお兄ちゃん
のところしかないの」
「蓮香......わかったよ、君といる時は
自分自身でコントロールするから少しの間
コントロール出来るまで俺に付き合ってな蓮香!」
(これからは、管理人のおばあさんが忙しくなるぞ
入れ歯のこと、思い出さないといけなくなるからな
そうだ!いい事思いついた!)
「うん、わかった。僕を大切にしてくれて
ありがとうお兄ちゃん」
「当たり前だ!お前は俺の妹、蓮香なんだから!」
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