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翌日も仕事をチャチャと終わらせ帰りに
おもちゃ屋に寄る。
何を買うかと言うと.........
店内を探し回ること10分弱
「あった！！」
お目当ての、リアル入れ歯おもちゃ！
実際に口の中に入れて突然に口から出して
相手を驚かす。用はびっくりおもちゃ！！
おもちゃの名前も
『びっくり！入れ歯！あなたも仲間に歯入れ歯〜』
だって！安易な商品名だなと思いながら
フッと鼻で笑ってしまった。
それを購入して家に帰る。
「ただいま〜〜」
「お兄ちゃん！！おかえりなさ〜〜い」
と、可愛い子犬が主人が帰って来たのを喜ぶように
蓮香が俺にまとわりつく。
夕飯の美味しそうな匂い。
「お腹すいたな、蓮香ごはんにしてくれ」
そう言うと蓮香は
「は〜〜い」
と、言ってビールなどを冷蔵庫から出して来る。
俺は早速買ってきた入れ歯のおもちゃを出して
それにヒモを通して首から下げた。
台所から戻ってきた蓮香がそれを指差し
「なに〜〜っ！！それ！お兄ちゃん！！！」
「これか？これはボブおじさんコントロール用
マシ〜ンだよ！これがあればボブおじさんも
大丈夫だ！...大丈夫と思う...たぶん」
蓮香が、笑い出す。相当ツボにハマったのか
笑いが止まらないようで、ヒモに通され首からぶら下がっている入れ歯を見るたび乳をプルンプルン
させながら笑い転げている。
それを見ただけで、股間に懐かしい感覚が......
そんな時に威力を発揮するのが
『びっくり！入れ歯！あなたも仲間に歯入れ歯〜』
の商品名のアイテム
名付けて、「ボブおじさんの宿敵」
これを手に取り管理人のおばあさんの入れ歯を
キャッチした時のことをリアルに思い出せば
ボブおじさんがおとなしくなる！！......はず。
他に思いつかないので当分はこれで凌ぐしかない
けど、相変わらず蓮香の奴は笑い転げてるし...
食事が終わり蓮香が後片付けをする。
それが終わって蓮香の放った言葉に驚いた！
「お兄ちゃん！一緒にお風呂入ろ〜〜」
のお誘い。
(何をおっしゃいます！！蓮香ちゃん！！
俺の苦労も知らずにそんな事！！！」
今そんな行動に移ったら俺の苦労も水疱と
化してしまう。
「蓮香！いつまでも甘えていないでこれからは
ひとりで入りなさい」
ボブおじさんにも言い聞かせるように
蓮香に言った。
蓮香も俺の言った事の真意がわかったのか
「は〜〜い」
と言ってしぶしぶひとりで入った。
今、あのワガママボディの蓮香を見たら
ボブおじさんが大変な事になってしまう
ここはグッと我慢のゴンちゃんだった。
しか〜し風呂から出てきた蓮香はスッポンポンで
部屋にきやがった！
「何だ！蓮香！！服ぐらい着なさい」
と言ったが蓮香嬢は、
「どうせ寝る前に合体するでしょ、だから着な〜い」
と言うではないか！まあ一理あるのだが......
「じゃあ、タオルで隠せ」
と言ってバスタオルを渡す。
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