凌辱の果て

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ザワザワと人の声がする。目を覚ましても何も見えないが椅子に座らされている事だけは分かる。 「んっ…んぅ?」 喋ろうとしたが棒状の物を横にして噛まされていて喋る事が出来ない。動こうとしても椅子に拘束されているのか身動きが取れず、足を開かされてゾクッとした。 柔らかいもので雄肉を撫でられ、擽ったさと気持ち良さで吐息が漏れる。しばらく撫でられていれば涎で柔らかかったものが濡れ、また違う感覚で雄肉を撫でられ腰が浮いてゆく。 「フーッフーッ…んんっ!!」 先端だけをねちねちと撫でられ、いきたいのにいけないもどかしさで棒を力強噛む。うめき声と体にドロっとしたものが何方向からかかけられ、自分が見世物になっていると気付いた。 ガタガタと暴れていれば目隠しように付けられていた布袋が外され、目を細めて楽しそうにエルがハケをもっていて俺の乳豆にもハケを走らせていく。 「泣かないで?ほら皆君の裸体に興奮してくれてるんですよ?」 涙目で見渡せば獣耳や尾のついたガタイのいい男達が俺を見ながら雄肉を扱いている。しかもどこかの部屋ではなく昼間の広場で、俺は羞恥心で死にたくなる。 ゲイルは皆から金を集めていて、料金表があるらしく皆その紙を見つめて悩んでいる様子。よく見れば獣の種類によって雄肉も人間のそれとは違い、俺は顔を逸らす。
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