凌辱の果て

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次の日はもう獣の国を出る事にしたらしいが、獣の青年はエルに着いていきたいと説得している。ちゃんと闘えるアピールもしていて、忘れかけていたが魔物も出るんだったなこの世界… 結果は着いてきてもいいという事になったらしく、嬉しそうに俺に抱きついてきて俺は頭を撫でてやる。 「俺アヌビス。トシヤと毎晩交尾許可出てる。いっぱいいっぱい愛する!」 「いや…出来れば週一で」 「しゅーいち?誰それ」 あぁこの世界には1週間とか無いのか…なんて思っていればゲイルに引き剥がされ、赤いロープを持っていて後ろ手で拘束されそのロープが首に繋がれた。 そして鎖をベッドから外して持ち、引っ張って部屋を出ようとするので俺はハッとしてゲイルにタックルして不意打ちに倒れたゲイルに跨って座る。 「て…メェ…!騎乗位してーなら公開セックスでさせてやる!!」 「ふざけんなこのまま外出たら舌噛み切るからな!俺は見世物じゃ!んっ…///」 「なんなら生ハメしながら四つん這いで街中歩きます?私はそっちでも構いませんよ?」 後ろからエルに乳豆をきゅっと摘まれ、くにくにと弄られて艶めかしい吐息が漏れる。俺がゆるゆる首を振れば、良い子ですねと振り向かされ唇が重ねられた。 ゲイルに降ろされ、無理矢理鎖を引っ張って立たされ裸のまま街中を歩かされた。皆の視線が俺を捉えて離さない。アヌビスは黒い犬の姿になって俺の足に擦り寄りながら歩いていてその可愛らしさになんとか癒されて歩みを進めた。
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