凌辱の果て

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「お前!俺に何をしたんだよ…」 「俺のちんこが勃起した。だから連れ帰った」 「そうじゃない!俺に手をかざ…え?」 睨みつけていたがふと言われた言葉を脳内で整理していてふと思い留まった。今なんて…?ちん…え? 「相変わらず自分の下半身に忠実なのだな」 「あんたも気に入った癖に」 「確かに今まで君が連れてきたどの子よりも愛らしくて愛おしい子だ」 「待ってくれ!俺は元の世界に戻る方法が知りっ」 言葉の途中で黒手袋をつけている男の手に口を塞がれる。冷たい目で見下ろされていて、俺は殺されてしまうのではないかと思ったがエルフがその男の手首に触れ軽く首を振る。 すると手が離され、俺はバクバクと激しく脈打つ鼓動を落ち着かせるためゆっくり深呼吸をしてゆく。すると服を掴まれ左右に開かれてボタンが弾け飛び、素肌が男の目の前に晒された。 「勃起する」 「駄目ですよ?まだ調教出来てないんですから君のイチモツは咥えてくれませんよ」 「そうだった。まだか…じゃあ教える」 俺が状況が飲み込めてない間に男は服を脱いでゆき、半裸になって俺を押し倒してきた。身体には傷痕が残っていて、それが痛々しくて思わず指でなぞってしまっていた。 「お誘いか?」 「はっ!?違う俺は」 その後の言葉は唇が重ねられ消えていった。引き離そうとしてもビクともしなくて、顔を背けようとすれば顎を掴まれ口を開けられて舌を絡められた。
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