凌辱の果て

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「やだっ!それだけは本当に嫌だ!!」 「ゲイル。無理強いはしてはいけないよ?ほら私が手を貸してあげるから」 本気で嫌がっているのを分かってくれたのか俺から離れてくれて、ゲイルと呼ばれた青年は椅子に座って雄肉を取り出せば凶器になりかねないほど立派なものが現れエルフは股の間に座って両手でそれを扱いてやっていた。 俺は何とか起き上がって見ていれば青年は気持ち良さそうにしていてエルフが根元まで咥え込めば喉奥でいっているのか眉間に皺を寄せてゆっくり息を吐いていた。 「さて。君に改めて選択肢を与えてあげよう」 「せ、選択肢…?」 舌なめずりをしてからベッドにエルフは腰掛けて俺の頬を優しく撫でてきた。だがその瞳は有無を言わせぬ力強さを秘めていて、俺はその瞳から目が逸らせなかった。 「このまま私達と共に来てその身を差し出すか、それとも魔獣共に腸食い破られて野垂れ死ぬか…好きな方を選びなさい?もちろん私達と共に来るならばこの愛らしい口で私達への奉仕を約束してもらいますけれど」 目を細めて愛おしそうに俺の唇に触れてくるが、実質俺に選択肢なんて与えられていないじゃないか。いや、でもヒーローならばここはかっこよく魔獣を倒す!いや、そんな事俺に出来る訳ない…手をかざされただけで意識が飛んでしまうような俺が未知の生物に勝てるわけがないんだ…
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