凌辱の果て

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そう言われてから急に尿意を感じてしまう。ここにトイレが無いんだと意識してしまったから、したくなってしまった… 俺が足をモジモジ擦り合わせていれば、ベッドの鎖を解いて鎖を引かれて部屋の外へ連れ出された。ひんやりとした空気を感じて更に外へ連れ出されれば外は夜で、ここは湖のそばに建つ小屋のようなものだと分かった。 森の中で人目がないとはいえ、裸のままで手を拘束されて首輪の鎖で引っ張られてゆくのには抵抗がある。素足のまま少し歩かされ、茂みの中で歩みを止められ振り向いたかと思えば微笑まれた。 「立ったまましても良いけれど…魔物に見つかりかねませんよ?」 そう言われた瞬間魔物の咆哮のようなものが遠くから聞こえ、俺はしゃがんでしようとしたら後ろから雄肉に手を添えられた。 「なっ…!?」 「シーっ。ほら早く放尿しないと咆哮の主がくるかもしれませんね?」 俺が驚けば口を塞がれ、耳元で囁かれて数回頷いてから身を震わせて放尿してゆく。確実に見られながら屋外で放尿してしまった…羞恥心と開放感でなんとも言えない気分だ。 「とても良くできました。外でおしっこ気持ち良かったですね」 「そんなわけっ…ないだろ…」 耳元で言われたのでハッとして頭を振る。そのまま部屋までまた連れていかれ、ベッドの柵に鎖を繋がれた。もし逃げたら魔物に本当に食われると教えこみたかったのだろうか…
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