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「なんなんだよ!奏斗は何がしたい訳!?」
僕は思わず声を荒げた。
「俺は…」
「俺は?」
「………」
「もういい」
「誠二…」
奏斗の考えていることがわからなくなって。
結局。
僕は奏斗を求める。
「あっ、誠二っ、ダメ」
奏斗の中に自身をうずめてめちゃくちゃに揺する。
今日はちゃんと準備している。
ローションも使っている。
奏斗も痛くないはずだ。
現にこうして尻を振って快楽に耐えている。
たまにそんな奏斗を酷く滑稽に思う事がある。
僕の手の中で快楽に溺れる奏斗。
それなのに心は手に入らないなんて。
「誠二っ、イクっ」
奏斗がそう叫んで白濁を吐き出した。
僕はそれを手の平から舐めとると、奏斗の中から自身を抜き出す。
「あっ、誠二…」
「何?まだ欲しい?」
「も、いい、いい」
奏斗が顔を真っ赤にして首を振る。
可愛い。
食べちゃいたい。
もう食べちゃったけど。
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