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「リー、行くぞ」 「オッケー、りっちゃん」 2人が部屋を出ると、やや遅れて隣の部屋が開く。出てきたのは3兄弟の長男、璃環(りわ)と、3人の幼馴染の青田 翔だ。 「おはよう、りし、りや」 「「おはよう、りーくん」」 「おいっす、おふたりさん」 「「おはよう、翔」」 「朝飯、なんだろな〜、俺、昨日洋食でパンだったから、米が食いたいな〜、な、りーくん」 「そうだな、俺もそれがいいな。お前たちは?りっちゃん」 「俺たちは逆に純和風だったから、パンか、パスタがいいかな、リーは?…麺一択か」 「さすがりっちゃん、よくわかってるじゃん、今日はーラーメンかな」 「うえー、朝からラーメンかよ、よく食えるな」 「うっさいよ、翔、俺は成長期なの」 「そうでちゅね〜リーはまだまだ小さいでちゅね〜」 「こらこら、あんまりリーをいじめるな」 朝からワイワイ言いながら、食堂へ向かう。
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