プロローグ

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 小さい頃はなんとも思わなかったが、流石にある程度になるとこの混血の多様さに自分自身ちょっと引いた。 母さんも父さんもそんな人達だったから、俺たち3人が全然似てないのもわかる気もする。 母さんに言わせれば 「3人とも同じくらい手がかかったわよ。同時に泣き出すし、同時にオムツ、同時にケガとか。もうそっくりだったわよ」 だそうだ。
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