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28歳になった七は、亡くなった父に託された手紙を持て余していた、七を捨てた父は、どういう人間なんだ、会った事もない息子に託すなんて、なんで母に頼まないのか、母の事をそれ程まで嫌っていたのか、わからない。
捨てるのも後味が悪い。仕方がない葉を検索した。
なんと、王子様がいた、七は驚き過ぎて椅子から滑り落ちた。
再び運命が動き出した。
物語の中の半分は、私の実体験です。簡単にまとめると悔しい時、辛い時、5歳の七と葉の写真を見て乗り越えてきた。
何度も私を捨てた父を怨み、厳しい祖父を疎ましく、我儘な母を軽蔑して、少しも楽しくない年少期を救ってくれた。
ユーモアを交えたつもりですが、楽しんでもらえましたか。
最後はもちろんハッピーエンドで終わらせる事が出来ました。
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