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「いいっすよ、それ! 店長、それでいきましょう! ほら、俺、去年店のツイッター開設したじゃないですか。それを使って告知しましょうよ!」
「でもさぁ」店長の表情は相変わらず冴えない。「フォロワー数、たったの20だろ? それで拡散できるのか?」
「わたしがします!」メグさんが胸を張る。「わたしのツイッターアカウント、フォロワー数二百越えてます。地元の人たち多いですからリツイートしたら結構拡散できると思いますよ」
「メグさん……」
思わず俺がメグさんの顔を見つめると、彼女は親指を立てて俺に向かってウインクしてみせた。なにこの尊みしかない生き物……ヤバすぎるんだが……
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