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二〇二三年五月
以前、コロナ禍の影響で、フランス語の授業が休講になり、課題に対してレポートを提出することになった。自分の将来を予言してフランス語で書くというものだったが、「琴線に触れる」という表現にしたつもりが、添削された結果、
「私を感動させる」という表現になっていた。使われた動詞は「エムヴォワール」。
電子辞書の仏和大辞典で調べてみると、「…(の心)を動かす、感動させる、興奮させる」とある。
用例を見ていて座右の銘にしているものがある。和訳は
自ら感動せずに人を感動させることはあり得ない
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