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過去
何処からか鳴るパトカーのサイレン、何処に行くかは知っている。
ついさっき中高一貫校で大量殺人事件が起きたんだから。
アイツらの声が聞こえるだけで殺したくなった。だって、いちいち私の事を見かける度に殴ってくるんだから。私がこんな心理になったのもアイツらのせい全部全部…
私はいつもどうり学校へ無理やり行かされていた、廊下に入ったとたんいつものようにある女が駆けてくる
「小春ちゃーん!いたぁー!!おっはよ!!」
「あぁ、カイラね、おはよー」
「小春ちゃーん!また殴られたの?」
「気をつけなきゃ!」
「え、あ、うん?まぁ日常茶飯事だから慣れウッ」
この時話の途中に1発殴られた
「おい!小春!お前みたいなやつがね、カイラ様にぃ絡んでんじゃねぇよ」
「は?知らないよ何妄想してるの?脳なしちゃん?」と皮肉った感じに言ったら殴られるその上仲間を連れてきてね
いつも駆けてくる女はなんのためにやってんのかな?といつも思う
「はぁー、バッカみたい、小春大丈夫?(´・ ・`)」と声をかけてきたこいつはネア
唯一信頼出来る人
「もうバカはほっといて教室行こー」
いつもの会話
だが、ある日私がいつもみたいにボコボコにされてる時に何故か気を失ってしまった、気を失ってる時に意味が分からない映像が脳内で流れてまるで映画みたいに見えたの
その内容はなんかくねくねした物と血の着いた人たちがいた何だか恐怖を感じた、
ただいまぁーと家に帰ったらいつものおかえりー、が聞こえなかったそれに家の中が異常な匂いだった、なんて言うか鉄の匂い
もう嫌な予感はしている。
お母さんが借金取りに縛られナイフで切り付けられていた
やっぱりだ、私がいつも殴られる時の匂い、いつものように薬品の匂いはしない
お母さんはそのままで死んでしまうかもしれないという恐怖を抱えながら私はただ知らないふりをして2階に駆け上がった
息を潜め恐怖に満たされるまま1時間ぐらいだろうか借金取りのひとりがお母さんの脈を測りながら言った「もう死んだ、脈が弱い、こいつん家には娘がいたよなそいつで補って貰おうか?」
「や、やめて、む、娘を、こ、殺さないで、、」
「死体は黙ってろ」
とお母さんを蹴った
それを見た瞬間私の中で糸がブチッと切れた私は階段横にあるハサミを取り音を立てずに降りた。お母さんの部屋の毒薬を1本取り出して
「はぁはぁはぁ」
自分の中で葛藤した
だがもう嫌だ
私は1人に切りかかったそのままお母さんの毒薬をぶちまけて借金取りは死んだ
私はお母さんの死体を引きずりトラウマの場所に来たアイツらのいじめがバレてないから私の解剖もばれないよね?
と、お母さんを解剖した私は腕の骨と体内のひとつを持って十字架型にした
「これはお守り」と、紐をとうし、首に掛けた
「私は今日から小春百合
小春ちゃんはもう死んだ。」
その後、死体を埋めた
百合はまた家に戻った
お母さんのクローゼットからかばんに服を1着ブーツ1足をいれた
それで毒薬も持っていった
鏡の前に三つ編みをして、
小春百合になり切った
家を出て火をつけた
竹内百合と竹内小春が住んでいた証拠を消すために
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