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「怪獣が出現しました」
「ようし、出動」
隊長の号令と共に、地球防衛軍のエリート軍団の隊員達は怪獣退治に出向いていった。
「ああ、コウタロウ隊員は残れ。連絡係だ」
そう命じられて、コウタロウは不満な気持ちになった。
「いやしかし」
隊長が近くに寄ってきて、小さい声で話してきた。
「いいか、君が戦闘機に乗ってて墜落でもしてその上でケガ1つしなかったら、正体がばれてしまう恐れがあるんだ」
「うーん」
「君達は何をこそこそ話してるんだね」
立派な服装の人物が作戦室に入ってきていた。
「ああこれは参謀、いらしてたんですか。いや今回のミッションが早く片付いたら、焼き肉を食べにいこうかと相談してまして」
「このような大事な時に無関係な相談か。つつしみたまえ。まあ焼き肉ならそのうち私がおごってやろう」
「あ、ありがとうございます。それではいずれ」
隊長はうまく取りなす事ができた。
そして怪獣は戦闘機からの攻撃により容易に退治された。
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