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「鉄仮面、貴様の繰り出す怪獣共は地球防衛軍によってやっつけられてばかりではないか」
「いやしかし、大魔王様。地球人はそのエリート軍団とかいうのを組織して強くなっていったわけでして」
「地球人共をあなどるな。やつらはレンダラーに頼らずに自分達の力で兵力を強化していく。そういうものだ。貴様は教科書通りの戦い方しかしていない。貴様がこれまでに征服してきた星々は弱い所ばかりだったという事だ」
「しかし」
「いいか、見てろ」
大魔王が念ずると、魔王の体が立ち上がり、別の所にあった首が元々あった体の位置に戻っていってつながった。
「わしは死んだ者をよみがえらせる能力があるのだ」
「おお、生き返ったぞ、生き返ったぞ」
魔王は喜びはしゃいだ。
「ようし、次の作戦はお主に頼む事ににする」
「はい、お任せ下さい」
「あの、私は」
鉄仮面が聞く。
「貴様は今回は傍観しておれ」
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