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あれ、待てよ、あのロボットはやっぱり!
「アア、あのときの図書館司書、かタダのバイトスタッフ!」
ロボットがオレを見て叫んだ。オレもすかさずそのロボットに対して言った。
「ただのバイトで悪かったな。ほんとに完全ボランティアへ移行してしまうんだよ、だからオレは来月にバイトを辞めるつもりだ。新しいバイトを探したいんだけど、その情報でさえ有料会員登録をしないと貰えないんだから大変だよ。」
オレの言葉を聞いて、人間のほうの兄ちゃんがすごい勢いで謝ってくる。
「すみません。すみません。ミツコが、僕のメイドロボットがまた人様とトラブルを起こしてしまったようで。ロボットの責任は飼い主の僕にあります。」
「ダイチさま、ワタクシペットではないデスが、ワタクシの罪を被ってくださるのデスね。ジャアあとはヨロシク┌(; ̄◇ ̄)┘」
「また珍しい顔文字を顔に映して。」
「死顔文字デス!」
「はっ、また失礼しました。なにせこのメイドロボット、ほんとコントロール出来なくて。」
たしかに、全然コントロールできていないように見える。
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