早朝お散歩の疑問

　早起きは三文の徳、と言うことわざが僕は大好きだ。
　いつも早朝の５時過ぎに目が覚めて、パジャマからすぐに私服に着替える。
　もともと寝る時間も早いから、起きるのが早いのかもしれない。
　早起きする最大の理由は、一日を長く満喫したいから。
　休日こそゆっくり寝るのが定番だと思うけど、僕はどうしても早く起きて何かしらしたい。
　ちなみに家族はゆっくり遅くまで寝る定番タイプで、時たま午前１０時過ぎまで寝ているのを見ていると、無性にフライパンとおたまのセットで起こしたくなる。一度もしていなから大丈夫。
　春から秋までは寒くはないから早起きをしたら、近所の公園に早朝お散歩に行く。
　昔、真冬に早朝のお散歩をしたら見事に風邪をひいて、母親に散々注意された。だから真冬の早朝お散歩はもう二度とせず、暖かい春と暑い夏と寒くなる前の秋にだけお散歩するようになった。
　その早朝の近所の公園に行くと、いつも若い人がおらずみなシニア層が歩いている。若い人は僕だけ。僕はこっそり早朝の時間帯だけのことを、おじさんおばさん領域と密かに命名した。
　毎回早朝のどの公園にも若い人はいなくてシニアの方が多い。些細なことだけど僕にとって疑問に思うことだった。
　若い人はやっぱり休日だから家でゆっくり寝ているのかな？
　一度でもいいから僕と同じように早朝お散歩をする同年代の人と出会ってみたい。
　早朝お散歩でしか目に出来ない光景や人物、交流があってそんな特別な時間帯が僕は大好きだ。
　これからも早起きをして早朝お散歩をどんどんしていこうと思う。