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裏切りの街角
良く浮気が怖いと自分の彼女が云う。ことごとく。
どう云うことかイマイチわからない。
自分が小説を書いていて、イマイチピンとこないんだが、村上春樹の言うように、自分の小説が、予言になった、なんて試しがない。
彼は、そう言う偶然が何度も起こると、偶然の一致が、良く起きる。それも、天文学的な数字で。確率で。
例えば、レコードを買いに行って、必ず、ある一定の数字が出たり、とか?
まぁ、そう言う偶然とは言い難い事が頻繁に起こる様になり、これは偶然ではない、と不思議な出来事だと書いていた。
海辺のカフカは、その顕著な例で、確かに重い作品だが、不思議な素敵な、世界観が心地良い。
そう言う、次何が来る、的な展開で、先行きが全くわからないまま、書き進めていくと、自動書記みたいになったりしていたが、今はそう言う事は、キーボードではないから起きない。
自分がそう言う事が出来るのは、よっぽど、集中力が高い時だ。その時だけは、モードに入るので、書くことが苦ではないし、夢中になれる。イメージが可視化できる。
この世界はイメージだと、若い頃漠然と思っていたが、それは真実だと思う。
単純に、彼女が私以外の女と結ばれていたら、それは悲しいと言ってて、それはないと言った。
彼女も僕はそう言う事はしないよ、と言うがどうしてそう思うの?って意地悪な質問返ししたら、永い付き合いだから、良く分かってる、とか、言っていた。
そう言う関係だから、他人が想う今時の人達の事は信じ難い、と言うのが正直な処で、政治に熱い人達と未だに、繋がっているが、真面目な他人が多かった。
自分は、政治が難しくて、立憲民主の人で君は総理大臣になれるか?と言う拙書を、読んでちんぷんかんぷんだったので、彼等に物申したり、叩いたりする事が如何に、愚かなのか自覚した。そう言う話を今の職場の人に話すと、ハッとした顔を成されて、そうだよ!!!と偉く感心される。
へぇ…
意外としっかりしている、と言う認識で彼は僕と言う人間を捉えているから、それなりに認められてる様だから有難い。
彼とは、昔、怪しい雲行きの空を見上げて、先行きのわからない、清掃員と言う仕事はいつ無くなるか、わからない仕事で、不安だった。
その死地を潜り抜けて来た間柄だし、お互い腹を割って、話す仲だから、気心が知れている。
こう言う信頼関係の人間を裏切ると言う事が、多分、一番僕にとって、許し難い罪なので、幾ら凛として時雨のドラムスにフォローされている!と息巻いても、それ誰?とか言われて、ピエール瀧?とか茶化されてしまうので、唸っていた、悔しかった過去がある。
先日一度、彼にフォロー外されていたので、悲しかった。
けれど、またされた。
彼が僕を外した時期は、流行らないオンナを書いていた時だった。
その時に、自分の何度も書いている過去を、何度も書いていたのだが、強調というか、真面目に向き合いたくて、書いていた。
凛として時雨が好きだった僕は、彼が繊細な方だと分かってて、書いていた。
どう云う活動をして来た方か、知っている。
それだけに、自分のこの落ち度は、出来るなら、これ以上、彼には嫌われたく無かったから、書きたくない、見つかりたくない、って感じで書いている所があるし、自分が凛として時雨を歌って来たのは、自分も傷ついて来た人間だったから、またフォローされるというのは、よっぽどの事をしなければならなかった(略)
誤解を解く。
それに尽力して、物語も、書き直した。
より、俯瞰した感じで、自分に合った、憎しみの中の歪んだ愛とか、気持ち悪いモノを、消し、素直に言葉を綴った。
気持ち悪さが、推しにも抱いていた時期があり、普通ありえないが、オタクに過ぎない私が気持ち悪いなんて、癒されるのが普通なのに、なんて事も、地下アイドルと言うアンダーグラウンドでは、そう言う不気味な空間が、違和感を覚えた。
余り、人も来ていない日曜に、普通の話ではなく、ホラー小説みたいな話をされて、気が滅入る。
過去に酷い目に遭った子達だったし、不登校だったと後日談を聴かされもした。だから、なんだと言うのだろう?僕がそう言う子達に、何が出来ると言うのか?
其れよりも先に懸念したのは、
僕と言う過去を知ったら、嫌われる確率は間違いないって事だった。
僕は、そう言う過去が有って、ずっとずっと、負い目だった。
だから、嫌われるかもしれないと思いながら、酷い目に遭った子達を見て、胸が痛み、彼女達の悲痛の叫びが、僕の罪悪感をエグって、彼女達や、他の人達は、それを知ってて、わかってて見て見ぬふりをしている。それは、自分の彼女を傷つけたし、彼女を蔑ろにしていた時点で、入れ込んでいた僕も、何処かで、傷ついていた。
何故、アイドルが僕の事を怒っていたのか、それは、女の妬みに巻き込んだからと言う理由だと言う事がわかって、僕は反省したが、彼女に当時のことをさっき確認したら、嫉妬だったと認めてた。
けれど、彼女は言っていたが、SNS活動をしていた僕らを監視して、当然どう言う関係か、分かってて、そう言う言動をしたアイドルは、悪かったと、僕もやはり、当時を思い返すと、今となっては、分かる。節度がなかったのは、否めない。
この事は、有耶無耶にしない方が良いと想う。
ブロックと言う形で、対抗したそのアイドルや運営とかは、どうでもいいが、ブラックだ。
過去とか、色んな生い立ちがあって、自分だったら、我慢できないことをされて、精神的不安定に追い詰められた、過去を持つ悲しい悲劇に遭った子達は、病んでしまう。
フラッシュバックとは、子供の頃に性的搾取された子達が、抵抗しても、しなくても、虐待に遭った時点で、もう、ダメなんだ。。。
この今起きている事も、茶化されるべきではないと想う。
しかし、それでも、はっきりしていることは、今の僕と悲しい過去を持ったトラウマを抱えている境遇の方達全て於いて言える事は、自分の過去は第三者に口外すべきではないと言うことだし、加害者と被害者の狭間で居た僕と言う存在は、できる事が有ると言う事。
例え、これから先に僕と言う存在を新たに知る他人が、僕と言う人間を睨んでも、貴方と僕の書いた物語も、本来全然関係ないし、お互い、自分の人生の為に、夢があるし、その夢を、妬んでいたかつての昔の仕事の相棒には、ついていけなかったので、移動願いは適切だし、そう言う彼と組んでて、早く寝ても、ストレスが消えなくて、辛かった。
彼の心の声が、聴こえて、清掃をして居た折、二人の小学生が、頑張ってね、優しく声をかけてくれたさい、話していた。
彼がその時もいたが、小学生と話しているだけ、地域の住民と会話する事は、地域貢献になり、僕にとっては励みだったのに、幻聴がして"何だこいつ?"と男の声がして、僕が病気なのは良いとして、そう言う声がしたほど、多分空気がそう言う事はするなと言う空気だったとしたら、その声が、僕の心を蔑み続けた。
しかし、今改めて想うと、その後その2人の小学生連れは、顔を見せなくなった。
学校のプールでの児童の姿も見せなくなったし、静かになった。
頑張って来た僕に対して、その指導の仕方も、指示みたいな教え方も全部が全部気に食わなかったなんて、全然見えていなかった僕は、わかっていなかった。
ピエール中野は、全然無関係だ。しかし、もう無関係では居られない関係になってしまった
自分の好きな人と仕事はやった方が良いと、それは彼女の言う通りだった。
前の相棒は嫌いだったのは、事実だった。
人が僕のことを酷い人だと罵っても、僕がどんなに辛くても、やれよとかしか言わない人は、わかっていないのは間違いないかも知れないが、夢は消しちゃいけないよ、って事だけは知っているのだった。
それだけが私だった。
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