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嘘を止める
本当の事を言えば、この壮大な無駄を成す意味は無い。
僕はそう言う事が出来るし、本当に彼と同じような人間を創造する事が出来る。
しかし、それを可視化したとして、それに感じなければ、錬成しても、意味がない。
その代償は高くつく。
自分で有る事を棄てれば可能だ。
しかし、元々その人間は、辛かった日々をやり過ごして来た。その果てが、帰結なら、そんな人間はもう、生み出す価値も無い。
似たような演技を出来る。
全く、彼と同じコピーも作り出せる。しかし、彼の力を使っても、彼の抱えた問題迄、解決出来ない。それは、もう死人に口無しだ。
家族問題と結婚、相手のプライバシーへの介入に踏み入り、立ち入った。
愛されていると言う自覚が私には無い。
それは可哀想な人だ。
感じられないよ、僕は孤独だから。君達みたいな偽善者には、仲間入りしたくないんだろう。
ごめん、人間嫌いの言い分だよ。
彼女が愛されていないと私に抱く孤独と、私が愛しているのは、貴方ではないと言うその感覚が、全て整合させる、そんな綺麗な言葉を吐けない僕は、多分汚い。
汚れた絆が、我々には介在している。
それは、溶け合う必要が無い、併せる必要が無い。
キミの望む希望がささやかな幸せ。
僕の願う幸せが、君との邂逅
それは、貴方になりたいと云う、切々とした願望だ。
貴方と云う人はとても羨ましい。
"アナタガホシイ"
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