スーパー

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お腹が減ってきまして何かを食べなければならないなんて自分勝手に体が感じまして、気付けばスーパーにいました。 好きなものはあるんだけれども試食コーナーのおばさんが何かを焼いているのを発見したら最後、その近くに寄せられていたんです。 「どうぞ」と薦められても、ニタニタしているばかりでさぞ気持ち悪いでしょう。 そんなことをしていると体のなかに雲が芽生えまして。 雲、雲、雲。 そうしているうちに僕の頭上には雲がありまして、どうやら外に出ているらしかった。 雨が降ってきて、また中に。 またまた雲が芽生えて外に。 また中に。また外に。 そんなことをしているうちに30分経っていた。 僕はスーパーになんの為に来たのでしょう? まぁ、どうでもいいや! 僕の体はどこかに向かうのだった。
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