幸せの道🍀

加津夫

高校卒業する頃には英会話が得意になり映画も字幕など無くても充分楽しめた。(加津夫の家で吹き替えなしでDＶDを堅次と良く観ながら勉強した)国内で教師にでもなろうかな。バイトを頑張り金を貯めて友達と卒業旅行に行きたいな。
加津夫の頭の中は受験前なのに惰弱になっていたが堅次は受験前の追い込みに堅次の兄、姉(兄弟2人とも教育に携わっている)を巻き巻き込みなが猛勉強。(繰り返し復習、基礎の基礎を納得いくまで繰り返した)

「いよいよ来月は受験だな」堅次は少し疲れた顔で伝え、忘れ物がないように受験に必要な持ち物リストを加津夫に渡し
「俺もこれでチェックする試験前は持ち物をお互いチェックし合おう」そう告げた。
やはり堅実からきた名前だなと、加津夫は思いながら「受験、頑張ろう」と伝えた。

加津夫はバイト終わりに堅次のところへ行かず家で受験勉強を頑張っていた。(加津夫本人の最終勉強)
父親は頑張ってやっている様子を見て今回落ちても塾に通わせて次のチャンスを設けてやるか····と思った。