マリー

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マリーは貴族の子息とサッカー観戦 、ピクニック、 湖でボート遊びを一緒に楽しんでいる風だった。(何か嘘くさくて本当の笑顔になれない…私は嫌な女の子かな····)マリーは一週に一度くらい楽しくもない事につれまわされ楽しいふりをしなければならないことが辛くなった。 帰宅してグレイスに怒られた。 「なんなのマリー愛想笑いの一つもできないなんて最悪の接待だわ」愛想笑いなんてつまらないことできないわよ····とマリーは心の中で叫んだがグレイスには届かない。 (ばあや····私は何処に向かっているの....) 成長したマリーは時々陰りのある表情にばあやは心が痛んだ。(お嬢様、お辛いのですね....明るい笑顔を見せて下さい)ばあやはケイトに手紙をしたため グレイスがとったフォトを同封して送った。 ケイトへ マリーお嬢様はこんなに美しく成長なさいましたが、表情に陰りがあり明るい笑顔が見られないので····私は心が痛みす。ケイト、短時間でも良いので一度お会いになられたら宜しいかと思われますよ。返事をお待ちしています。 ソフィア
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