幸せの道🍀

マリー

オリバーは告解部屋で神父に懺悔した。
「自分の過ちから娘 、妻に酷い思いを抱えさせて家族離散になりかねています....私は妻も子供も、愛しています。どうすればよろしいですか神父さま…」
「息子よ…よく話してくれましたね....自分の罪に気がつき懺悔して悔い改めた貴方は改心されます。奥様、娘さんと良く話なさい....何を話しても喧嘩になりそうな時は怒らず心穏やかにして神様の話をしなさい。そして自分の心の中でもう一度噛み締めて考えましょう、神が導いてくださいますよ....
アーメン」
オリバーは神父の言葉に罪を見つめ直して被害者と語り合いなさい…どんなに罵倒されても受容して罰してくれる家族を更に愛しなさい…·
自分で自分を許すことはできないのだから。
語り合い、お互いの理解を深めて初めて許されるのだろう....
神父の言葉を更に繰り返し考えて自分にその勇気があるのだろうか。
オリバーは考えながら帰宅した。