24人が本棚に入れています
本棚に追加
ホテルのディナーを黙々と食べる加津夫と高橋。
「チビでヒョロヒョロの割にはしっかりと食べるんだな」高橋は自分と同じメニューをしっかりと食べている加津夫をマジマジと見て呟いた。
「高橋さん、自分は身長172cmはありますよ....チビではありません」体重の事はあえて触れずにいた。
「なんだろうな、お前はお内裏様みたいな顔でヒョロヒョロしていて、とても成人男子には見えないな...花魁の格好か十二単衣でも着れば大人気になるんじゃないか」笑いながら加津夫にそう言った。
ムッとしながら食事を終えシャワーを浴びたら寝ようと加津夫は思った。
(とことん馬鹿にしてふざけている笑えない冗談に嫌気がさした)
最初のコメントを投稿しよう!