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眠れない夜の静まり返った部屋の中で
悩みに悩んで困り果てる自分がいる
孤独の渦中でいろんなことに思い悩み何も出来ない自分に
惨めさと悔しさだけが両肩に重く降り積もる
家という家族に縛られて自由に羽ばたくこともままならない
この先の人生の道標が閉ざされたままのこの狭き世界だけで
何も出来ないまま終わってしまうのか
悔しい
哀しい
嫌だ
嫌だ
拳をただただ握り潰す不甲斐ない自分自身に苛立ちが募り
全てを諦め全てを捨て楽になろうかと
絶望に身を委ねる寸前に至る
でも
でも
でもね
今一度自分自身へ問い掛けてみた
深く深く掘り下げるように
心の内から自分自身と向き合って
一緒に考えてみた
今は確かに本当に辛くて厳しい状況の中で
どうしたらいいかわからずにいる
けれど一旦落ち着いて前だけをただただ見据えて
本当に何も出来ないのか
今唯一出来る事がないのか
ただ単に現実から逃げてはいないのか
問うてみた
いや そうだ
自分には唯一出来ることが一つだけあった
たった一つのことしか出来ないけれど
そのたった一つだけの出来ることを精一杯やっていくことで
何かがゆっくり変わり次第に家族の認知が緩和されていくはず
確実な手ではないかもしれない
上手くいかずまた振り出しに戻る可能性もあるかも
それでも何もせず背を向けて逃げていたら何も変わらない始まらない
ほんの些細な希望に縋る 先が見えない努力だけれど
自分にしか出来ない頑張りと努力だから
自分が今唯一出来る事をやると少しでも決めたから
自分自身を信じてがむしゃらに立ち向かいたい
だって心から自由への世界に羽ばたきたいのだから
一歩 一歩
一歩 一歩
歩むペースで確実に自分を変えて成長していこうと思う
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