198人が本棚に入れています
本棚に追加
/127ページ
「可愛かったこ〜んなちっさい子供も、
(エアちっさい子撫で撫で)
だんだん男になってくのね…
私はまた年老いて…シワシワになって。
あ"あ、資格も取っておけば良かったし、
無駄遣いしないで、
貯金もしとくべきだった!
そしたら迷わず行けたかもぉ…」
「(イラッ)…ひろこ!」
「ん?(ビクッ)!?」
航大に顎クイされる私。
とゆうより、ほっぺのわし掴みされて。
なんで!?
「ゴチャゴチャ言ってねーで、
好きなら突っ走れ!
本気だから告白もプロポーズも
テンパるんだよっ。
男も女も、若いも年寄りも関係ねーの!
わかった!?」
「…ふぁい」
すっごい眉間にシワ寄せて怒ってる。
よく見れば髭もちょこちょこ生えて、男の階段上り始めてたのね。
「幸せになれよ…俺の初恋の女なんだから」
最後に恥じらって、手を離す。
「こ、航大…」
最初のコメントを投稿しよう!