雨音
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ザァーザァーと雨音強く降っていた雨はもう上がり、雨雲の隙間から差し込む光りが街を照らしていた。 墓前に
手向
(
たむ
)
ける花と小さな命を両手に抱えて歩き出す。 「お父さんに会いに行くと 決まって雨が降るよね」 胸の中で眠る赤ん坊は ニンマリと笑った。 雨の絶えない あなたが消えたこの世界だけど 今は光り輝いているわ。
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