真昼のdrive

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真昼のdrive

朝霞は、久しぶりに深々と眠った。 朝目覚めると、気持ちがよかった。 多分、今迄、ずっと、酷い酩酊状態だったのだろう。 酒を呑む量は、常人より、多く、しかし、食事は少なめだった。 軽いアルコール依存もあったかも 朝霞はそんな日々を長く過ごし、周りや世間が、欺瞞に満ちていると、そう言うふうにしか、見えず、心を苛んだ。 朝霞の創作の日々は、きっと、自分の眼には、重く受け取られていたのだ。 創作が、自分のためではなく、誰か他の人に向けて創る事が、いつしか私の使命だとそう、創作を糧とする人間が誰もが陥るパラドックスに ワタシも迷い込んだ。 抜け出す日々が、自分の未来探し、行き着く先が知りたくて、もがいていた。 私は誰? 何処に私の最後が? 死んだ後、私は墓に埋められる。 それが最後だった。 私は、日本風の墓地には、縁が疎く、西洋の墓地、人間を燃やすのではなく、肉体のまま、埋葬され、眠りにつく、そんな居場所が良い。 この国は、わたしには、居心地が余り、気に入らず、自分が探し求めていた、世界観は、日本の古風な古い価値観ではなく、もっと、西洋文化に傾倒し、仏教的概念は、信じがたかった。
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