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妖怪の一部は元神さまだった?
「ゲゲゲの鬼太郎」は今でも根強い人気があります。
聖書ででてきます「魔王サタン」は元は大天使で、神に反抗して地に落とされたとされています。
日本の妖怪の一部も元は神さまだったといわれる霊能者さまがいます。
神世の時代に、それまで日本を治めていた土着の神さまの国に、伊勢系の神さまたち(天津神)が高天原からやってきて、日本を治めたと古事記や日本書紀にあります。もちろん、土着の神さま(国津神)がかんたんに納得したわけでなく、激しい戦いがあったそうです。
そして、争うことはなく、東北に静かに鎮まっている神さまたちもいたようです。
東北の神さまのなかでは、出羽三山の神さまたちが今も孤高の神威を放っています。
天津神に最後まで従わなかった神さまたちが妖怪となっていったとするお話があるのです。
ですから、妖怪のなかには神さまや人に敵意を抱く存在もあれば、「アマビエ」などのように、流行病から守ってくださる妖怪もいるのでしょう。私は妖怪は存在すると信じています。
意外と知られていませんが、観世音菩薩さまや不動明王さまのご眷属さまたちのなかには、魔の世界に属する方々もいます。
「毒をもって毒を制す」で、魔が魔物たちを退治するという形なのかもしれません。
ゲゲゲの鬼太郎のように、人の味方になる妖怪もいれば、敵対視している妖怪もいるということなのかもしれません。
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