2 L’Entrée (前菜)

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ディアボラは首を傾げました。 「はて?すまない、すまない」 そう言うと、ディアボラは杖を一振り。 カルボナーラ姫は、おさげ髪の可愛らしい村娘に変身いたしました。 「あら、素敵!これでお忍びでお祭りに行けるわ!どうかしら?」 ファルファッレも絶賛。 「素晴らしい!どこから見ても、平民の娘」 「あんまり誉められてる気がしないけど・・・そもそも、このコスプレなら、わざわざ魔法使いを召喚しなくてもよくない?」 それを聞いて、ディアボラはちょっとご機嫌斜め。 「やれやれ・・・昔は、かまど掃除の娘なんかを、お姫さまにしたものじゃが」
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