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とはいえ、いつものきついコルセットと重いプーフ(盛り上げらた髪型)から解放された姫は嬉しそう。
「じゃあ、行ってくるね!」
「おっとっと!お待ちください!」
慌てるファルファッレ。
「姫さまを、おひとりでお屋敷の外へなど・・・私もお供いたします!ディアボラさま、私も村人に変身を・・・」
姫が即座にダメ出し。
「ダメダメ!村娘が中年男と一緒に祭りに行くなんて、おかしいでしょ!」
それを聞いたディアボラ。
「じゃあ、こうしましょう!」
杖を一振りするとファルファッレは、いっぴきの黒猫に変身しました。
「にゃあ?」
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