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そして、メインディシュ。
侯爵閣下がチリリンとベルを鳴らすと、料理人が銀製の大皿を運んでまいりました。
そして、料理長が被せてある銀製のクロシュ(料理に被せておくドーム状の覆い・・・そう、おなじみのあれです)をうやうやしく持ち上げました。
「おお〜!」
貴族たちは歓声をあげました。
銀の大皿には、イベリコ豚の頭部が乗っておりました。
「うげっ」
姫は眉をひそめ、そっと席を立ちました。
すぐさま、従者ファルファッレも後を追います。
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