序章

1/2
前へ
/150ページ
次へ

序章

 霞がかった木造の神殿に並ぶ、たくさんの壺。どこを向いても端まで見えない。  その空間で壺が割れる音が響き渡った──。 「あ、しまった! ……えーっと、橋本喬香(きょうか)と」  
/150ページ

最初のコメントを投稿しよう!

170人が本棚に入れています
本棚に追加