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僕は高校生になってから不登校になった。 理由は優等生をやめたから。 いつものように朝を迎えると波の遠音が響いていた。 東京の自宅にいたらそんな音は絶対に聞こえてこないはずなのに。 僕は驚いてガバッと身体を起こした。 「……どうなってんの?」 僕が起き上がると、そこには部屋の面影は一切なく、見渡す限りの青い空と白い砂浜。周りは海で囲まれていた。 朝だというのにすでに太陽がギラギラと照りつけてくる。 あまりの突然の出来事に僕は絶叫するしかなかった。
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