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私
山ノ元 雛菊
(やまのもとひなぎく)
「また作ればいいんですっ
この時代ならもっと良いものが作れますよ!」
彼は顔を上げて微笑みながら頷く。
深月 定晴
(みつきさだはる)
「そうだな、ありがとう!
しかし…あの流れ星の
欠片だけでも、見つかったら嬉しいな。」
私は頷く。
私
山ノ元 雛菊
(やまのもとひなぎく)
「帰ったら、探してみましょう!
あそこは私が所有者の畑ですから…」
彼は大きく頷いて、部屋の電話が鳴り
素早く立ち上がった彼が、その電話に出た。
深月 定晴
(みつきさだはる)
「はい、夕飯のるーむさーびす?
あ、ああ…お願いする、では…」
彼は電話を切り、リビングに戻ってくる。
私
山ノ元 雛菊
(やまのもとひなぎく)
「なんでした?」
彼は私の隣に座った。
深月 定晴
(みつきさだはる)
「夕飯を、るーむさーびす
して良いか?との連絡だった。」
私は苦笑する。
私
山ノ元 雛菊
(やまのもとひなぎく)
「夕飯を持ってきてくれるか
どうかってことね…なんて答えたんですか?」
深月 定晴
(みつきさだはる)
「当然、持ってきてもらうよう頼んだぞ!
ちょうど、腹が減っていたところだ。」
まあ、あれだけプールで泳いで
海ではしゃいでたら…お腹もすくわよね。
私もお腹空いちゃったし、ちょうどいいかも!
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