なんとなくのロードス語りの第三夜。

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なんとなくのロードス語りの第三夜。

……の前に、コメント返信をば。 【やみ~のよぞら~がぁ~ ふたりわかつの~は~ よびあうここ~ろ~ はだかにするため~ 】 マーヤか?マーヤなのか!?と言うの私の返信でしてね(笑)こっちの【TVアニメシリーズ】はみてなかったのよね。始まった時はもう、【ロードスは終わったコンテンツ】って思ってたし。音楽が菅野よう子、OP・坂本真綾ならとっくに見てたのにって言う(笑)ええ、ファンですが何か?何ならエスカフローネ辺りからチェックしてますけど? ……今テキトーに流しながら書いてます。セシルってば本当脳筋よね、スレイン門下の魔術師のくせに(笑)……やたら説明台詞が多いね、冒頭(笑) ……と言うリアルタイム鑑賞会をする気はないのだけれど、キャラクターの中でひょっとしたら唯一、好きな主人公はオルソンかも知れない。 ヒロインで好きなキャラ……しいて挙げるなら、ハーフエルフのリーフかなと。ディード?抜いたからって1番好きだと思っているのか?(笑) と言うわけで今回はロードス島戦記に於ける、【キャラクター】の特異性について。 これは私の見解で実際のところどうだかは不明なのだけれで、原作者【水野良】氏の描くキャラ、もっとも得意で魅力的なのは【心の闇】を持つ、二面性のあるキャラクターじゃないのかなと。 おそらくは、パーンとかスパーク的なキャラクターを描くのは苦手なんじゃないかとも思うのだけれど、さてどうだろうか。どちらかといえば、ベルドやカシュー、アシュラム・バグナードあたりに強い感情移入しているような気がするのだけれど、それは恐らく主要登場人物の殆どが、テーブルトークRPGのプレイヤーキャラクター=PCで、今上げたキャラクターが敵側のノン・プレイヤーキャラクター=NPC、彼のオリジナルキャラクターであると言う違いが、私にそう感じさせている要因かも知れない。 オルソンに関しては、正直な処そのキャラクターメイキングに恐らくは水野良氏の意向が多分に含まれた上での、設定ではなかったかと。オリジナルのコンプティク誌上でのリプレイ(D&Dルール版)に関しては未読であるので、何とも言えないのですが。 その辺詳しい人、教えて?(笑) つまり、自身の完全オリジナルではないキャラクターを下敷きにして書き起こされている小説である以上、やはりところどころで違和感を覚えることがあり、例えばスパーク。 正直なところ本編のラストから、新ロードス島戦記に於ける変わりっぷりには、正直なところ微妙だなと思うところがある。ある意味で、パーンよりも騎士らしく、人の上に立つにはパーンほどのカリスマ性がない、そんなイメージが強かった。 【不幸】 の二つ名も、ゲーム上においてサイコロ運(ロール運)が悪く、尚且つ冒頭に於いて宝物庫に押し入った賊を捕らえ損ね、騎士としては不名誉の極み【背中に切り傷】を受けると言う、不幸伝説の始まりが偶然にしては出来過ぎなくらい、ストーリーに欠かせない要素になっていったと言う経緯が、やはり【一個人の創作】を超えた、奇跡よなと(笑) その【天然】素材のキャラクターに対抗するための作者、ゲームマスターの苦悩は押して知るべしかと。そうして大団円を迎えてからの、新シリーズ。 その天然性をいかに水野キャラクターに仕上げていくか、その過程を【彼の成長】として読むことができたのは、大変貴重な体験であり面白かったなぁと。 でって言う。最新作【誓約の宝冠】にて、最愛のご妃様、スパーク一人あの世に送り出してご転生っていう。これぞスパークくん、最大の【不幸】では?と(笑)一緒に終末を超えてもいいと言い放ち、そして共に帰還したって言うのに…… まあ今後、ひょっとしたら【登場】するかもね?と、思わなくはない。正直なところ、何でそう言う設定で出したのか疑問の残るところではあるが、まあ今後に期待と言うところか。 あと、パーンもね。私にはどうしても【真っ当に生きて死んだ】とは、思えないんだよね〜。私はね、主役級の登場人物の中で1番、バーンが【闇堕ち大魔王化】が似合うキャラだと思うんだよなぁ〜。その死に際して全ての栄誉、晩節を汚すように……。 まあディードリットの描かれ方を見る限り、そう言うことはないんだろうねえ〜。 ん〜次回はその辺、パーンの闇堕ち二次創作設定でも……(笑)
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