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いいよ。
「あの、花守くん。一緒にバトミントンしない?」
4限目の、1番だるい体育の授業。
誠を誘って話でもしてようと思っていた夏真だったが、人気な学級委員はすぐに囲まれてしまった。
1人でサボろうと踵を返した夏真に1人のクラスメイトが声をかけた。
「…あ。朝の。えっと、バトだっけ?サボろうとしてたけど、いいよ」
体を動かすのが好きな夏真は快く受け入れた。
「俺だけの夏真くんを…」
嫉妬している男の存在に気づくのは、まだ少しあとの話。
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