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3.半夏生(はんげしょうず)
わたし:七十二候の中でいちばん有名なのが半夏生でしょね。
なぎさ:改めて説明すると1年を24に分けた二十四節気を、さらに3つに分けて七十二候と言うんだよね。二十節気も七十二候もその日、その瞬間を言うこともあるし、夏至なら6/21から始まる15日間、半夏生なら7/2からの5日間ごとの3番目を言うこともある。あ、7/2に書いた記事を2.菖蒲華に入れちゃってた。
わたし:そだね。ま、気にしない、気にしない。で、半夏ってカラスビシャクのことで、それが生え始めるってことだね。
なぎさ:月の満ち欠けによる太陰暦じゃあ農作業の役に立たないから、太陽の位置で1年を等分した二十四節気が利用されてきて、七十二候もその延長上なんでしょ。で、カラスビシャクをWikiで見てみたんだけど、七十二候に取り上げられた理由が、農作業の邪魔になる雑草だからなのか、生薬として利用できるからなのかがわからない。ひょっとするとただ単に……
わたし:それよりなぜ半夏生が人口に膾炙しているんだろう。
なぎさ:暑さに向かって体調を整えましょうってことじゃないかな。近所のスーパーでタコの刺身の前に半夏生って札があって、そんな感じのことが書いてあった。
わたし:土用の丑の日の前哨戦みたいな?
なぎさ:かもね。
ここはまだ生命の半ば半夏生
7/4
わたし:お昼食べて、筑波山から麓まで怖いくらいのスピードで降りて来ました。
なぎさ:おい! 筑波山に登るまでの記事はインスタ(シトロン@葛飾)に書きましたくらいの配慮ないのか?
わたし:ああ、そうだった。暑くてぼおっとして。
なぎさ:今は涼しい部屋で書いてるでしょ。あっちにはあたしは登場しないんだし、もお!
わたし:アプリで調べてみると霞ヶ浦経由でもそんなに方角違いじゃないので、りんりんロードを行きます。ところがまずいことに眠くて仕方なくなりました。
なぎさ:朝早かったし、灼熱地獄での疲れもあったよね。
わたし:先の距離を考えると急いだ方がいいんですが、照りつける太陽を避けるためには時間が早く経って欲しいと思いました。
なぎさ:木陰の休憩所で1時間近く寝たのがよかったんじゃない?
わたし:ずっといたくなるような気持ちのいい場所だったんですが、写真を撮るのを失念するほど疲弊していました。上の湖畔の写真は17時頃です。
なぎさ:好物の水門を見ると何枚も撮ってたね。
わたし:小さいのに水を制する気迫にあふれています。
なぎさ:最近の若者も見習えとか演説ぶちそうだ。
わたし:備前川水門というそうです。語らずとも水の流れが指し示すでしょう。
なぎさ:熱中症の後遺症かな。
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