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1.乃東枯 (ないとうかるる)
わたし:乃東枯(ないとうかるる)はウツボグサが枯れだすという意味です。
なぎさ:ウツボグサって、Wikiだとこれ、
だけど、5/23のこれと同じかな。
わたし:うーむ、どうだろ。「夏に紫色の花穂をつけるが、花が終わると褐色に変化して枯れたように見える。漢方でも使われる薬用植物で、別名をカコソウ(夏枯草)、セルフヒールといって、利尿や消炎に用いられる」なるほど、それで七十二候に取り上げられてるんだね。
なぎさ:「和名ウツボグサは、円筒形の花穂の形、もしくは花穂につく小花の形が、武士が弓矢を入れて背中に背負った道具である靫(うつぼ)に似ていることに由来する」かぁ。なんか違うかな。
紫の花に自転車夏の匂い
6/21
わたし:フラミンゴってきれいだねー。
なぎさ:だねー。6/17に市川市動植物園に行った時の写真だけど、これで夏至の句を詠むように。最初はあんたが上の句に夏至を置くの。
わたし:はい。
夏至の色Qを真似るやフラミンゴ
フラミンゴのそばで地味に目立ってたのが、これ!
ソーダ水麦わらトキの羽の色
わたし:それ自身には色がついていないけれど、その微細な構造によって光が干渉するため、色づいて見える色を構造色と言うんだって。蝶の羽とかしゃぼん玉とか生物にも無生物にもある。って、そのソーダ水なんか混じってるぞ!
なぎさ:雰囲気、雰囲気。周りにはシュバシコウやフラミンゴがいて、色とりどりで、その中を地味で小さめのムギワラトキがすたすた歩いていくのがおもしろかったよね。
亀もまた原始の夏至に旅立つか
なぎさ:中の句に夏至を置きました。このカメの甲羅の模様が原始人の壁画みたいに見えたの。
わたし:ちょっと手慣れた感じになってるな。
わたし:下の句に夏至を置いて、早々にできたね。
想い出のゆらりと揺れし夏至の川
なぎさ:夏至ってイメージがはっきりしてるもんね。ここんとこ初恋をテーマにしたような俳句が多いね。
わたし:ま、夏だし。
なぎさ:夏はこれからだから、暑苦しいな。
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