三回戦 序章

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三回戦 序章

まあ、強者くんが来ると予想していたら……。 「1××、××中、筆者くん。1××、××中、黒馬くん──入ってください」 「は?そっから来るの?ダークホースやん!で?何番コートって言った?」 ちょっと来る人が違くて驚いた。で、コール聞いてなかった。だから先生に尋ねた。 「知らない」 「私も」 うそーん……。顧問の先生二人とも驚きすぎて聞いてなかった。 仕方なく十何番コートに向かったよ。一の位が分からんから。 そしたらそこに同じ学校の子が。 「ここだよー」 と教えてくれた。ナイスゥ。 そこで待っていると一人の選手とアドバイザーが。来た来た! 「…………」 「…………」 相手は何も言わなかった。筆者もだ。 その隣のコートに二人の選手とアドバイザーが。 「…………あれ?」 「すみません……××中の人ですか?」 「いや、違います。逆に××中の人ですか?」 「「あ、それ俺です……ん?」」 その後いざこざがあって……。 結果を言うと、 ①四人が一斉にコールされる。 ②そのコールを誰も聞き取れていない。 ③適当に場所に着く。 ④相手が違うことに気付く。詳しくは下の図で。 ⑤場所を入れ替える(苦笑い) 91e0f5e5-4145-4e50-836e-6c0bb144efb4
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