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安藤は夕方に目が覚め、焼き鳥屋台に向かった。
「おやっさん、日本酒、ネギマ、皮、つくね、砂肝。」
安藤は注文した。
おやっさんが日本酒を出した。
安藤はコップの日本酒をチビチビ飲んだ。
「はい、皮、ネギマ。」
安藤は黙々と食べた。
「はい、つくね、砂肝。
しかし、小倉信用金庫の年増女が一億円横領だってさ。
ホスト遊びに使ったらしいよ。
男狂いってヤツだよ。
ホント馬鹿な女だなねぇ。
しかも、慶陽大学日吉台キャンパスサークル棟大火災の放火魔で北新地のクラブのママメッタ刺しの凶悪犯の安藤勝広容疑者と一時同棲していたらしいよ。
あのママもかなりの好きものだったらしいね。
全く女は怖いよ。
それに全く物騒な世の中だね。」
安藤はつくねと砂肝を食べ、お代を払い屋台を後にした。
安藤は中洲の闇携帯ショップでSIMフリーと海外用プリペイドを買った。
持っていた狭山仁のスマホを海に投げ捨てた。
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